札幌市で家の片づけや引っ越しの際、粗大ごみや不要品の回収費用は意外と膨らみがち。ちょっとした工夫や制度の活用で、数千円から場合によっては数万円も節約できるケースがあります。本記事では、誰でもすぐに実践できる「裏ワザ」を徹底解説。市のサービス、持ち込み、自力分別、ネット活用など7つの切り口で費用を大幅にカットする方法をお届けします。
1. 市の粗大ごみ回収を賢く使い分ける
札幌市の大型ごみ処理手数料は品目ごとに200円~1,800円と幅があります。例えば、扇風機や掃除機など小型家電は200円、ベッドマットレス(スプリング付き)は1,800円といった具合です。
大きさや重量で料金が変わるため、対象品目を事前に「大型ごみ手数料一覧」で必ず確認しましょう 札幌市。
たとえば「幅80cm未満のステレオセット」は500円、「幅1m以上のサイドボード」は1,300円。大型家具のまま出すと高額になるため、後述の「分解・小分けテクニック」と組み合わせると効果的です。
2. 自己搬入で手数料をグッと引き下げる
札幌市内の処理施設へ自己搬入すると、「焼却手数料200円/10kg」「ごみ資源化工場130円/10kg」で処理できます 札幌市。
たとえば20kgの木くずを破砕工場に持ち込めば400円、市の収集を利用すると家具1点で最低500円かかるケースもあり、重量ベースの料金は割安です。
平日の日中に自家用車で持ち込む必要がありますが、家族や友人とまとめて運搬すれば大きな節約に。事前の「搬入申請書」準備も忘れずに!
3. 小型家電は無料回収をフル活用
市内各所に設置された回収ボックスや地区リサイクルセンターでは、ドライヤーや電子レンジなど「小型家電」を無料で回収しています 札幌市。
テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンなど大物家電は対象外ですが、その他ほとんどの電化製品がタダで処分可能。
粗大ごみに出す前にサイズをチェックし、「小型家電回収」対象にならないか確認するだけで、1品あたり200〜500円の節約になります。
4. 解体・分別で「燃やせるごみ」化を狙う
大型ごみのままでは手数料が高くても、指定ゴミ袋(5ℓ~40ℓ)に入る大きさに解体・分別すれば「燃やせるごみ」や「燃やせないごみ」で出せます。
指定袋は40ℓで1枚80円、20ℓなら1枚40円と非常にリーズナブル 札幌市。
たとえば木製の棚をノコギリで小さく切り、枝木と同じ扱いで出せば、分量にもよりますが数枚の袋代で済む場合も。工具が必要ですが、近年はレンタルも充実しています。
5. フリマ・譲渡サービスで回収費用ゼロに
メルカリやジモティーなどフリマアプリ/地域掲示板を活用し、売却・無料譲渡すれば回収費用どころか収入化も可能です。
家具・家電は使用感があっても、需要がある限り一定の価格で取引できます。搬出を手伝ってくれる購入者を見つければ、送料や運搬コストも節約できます。
また「おいくら」など複数買取店を一括査定できるサービスも併用すると、買取額アップがねらえます。
6. 事業系プリペイド袋&ごみ減量支援制度を活用
少量排出の事業所向けには「プリペイド袋収集」があり、40ℓ袋1セット10枚で税別2,320円(収集運搬料込み)と、量が少なければ割安に処理可能 環境さっぽろ。
家庭では「リユース促進協定」や「障がい者支援収集」で支援を受けられる場合もあるため、該当する方は窓口へ相談しましょう。
7. 地域イベント・自治体連携で無料引き取り
各区ごとに年1〜2回、粗大ごみの無料回収デーやリユース市が開催されることがあります。地域の広報や区役所のホームページをこまめにチェックし、無料回収日に合わせて処分すれば費用ゼロ。
また、市が協定を結ぶリユース業者が自宅まで引き取りに来るケースもあり、事前申し込みで“鋳型そのまま”の家具等を無償で引き取ってもらえることも 札幌市。
裏ワザまとめ
- 品目別の最安ルート をシミュレーション(市収集 vs. 自己搬入 vs. 指定袋 vs. 無料回収)
- 解体・分別テク で高額手数料から袋代へダウン
- 売却・譲渡 や 地域イベント を併用し、収益化&無料化
これらを組み合わせれば、不用品回収費用を半額以下、あるいは実質ゼロ円に抑えることも可能です。札幌市民の「知らなきゃ損」な裏ワザ、さっそく試してみてください!

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